炭酸水素塩泉
温泉1kgあたりの溶存物質の総計(ガス性のものを除く)が1000mg以上あり、かつ陰イオンの総量の20%以上が炭酸水素イオン(HCO3-)である場合、炭酸水素塩泉となります。
ちなみに「ナトリウム-炭酸水素塩泉」とは、いわゆる旧名称では重曹泉です。
重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで、水に溶けると「ナトリウムイオンと炭酸水素イオン」に分かれます。
ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)の特徴は、角質を柔らかくはがれやすくしてくれますので、一般的に「美肌の湯」と言われています。
女性の方は特に「ナトリウム-炭酸水素塩泉」のお湯がおすすめです。
(もちろん塩素消毒なしの源泉かけ流しの湯じゃないときっと効果は・・・)
さらにその湯が「弱アルカリ性(pH:7.5~8.5)」であれば、かなりの美肌効果が期待できますよ。
また、いわゆる一般的に言われる「炭酸泉」とは、この「炭酸水素塩泉」のことではなく、「二酸化炭素泉」のことですので、お間違えなく。