源泉かけ流しの見分け方
■電話で確認を
温泉施設や宿の方に直接聞くのが間違いないです!(^^)
訪れる前に電話での確認をお勧めします。
その際のポイントは
「源泉かけ流しでしょうか?」
「塩素等での消毒、殺菌はされていますか?」
最低、この2点を必ず。
さらには
「加水はされていますか?」
と。
加水には大きく2つの目的があると思われます。
・源泉温度が高いため、適温にするため、やむを得ず加水する場合
・源泉湯量が少ないため、加水し、水量を増やす場合(いわゆる水割り温泉)
前者は私としては納得できるのですが、後者は・・・その程度によりますが、なんとも残念だなぁと感じます。
■温泉分析書で確認を
また、聞きにくい(実際、私もなぜか勇気が要ります)方もいらっしゃると思いますので、では、実際の温泉での確認方法を。
まずは施設に必ず掲示されている「温泉分析書」を見てください。
平成17年5月24に温泉法が一部改正され、温泉分析書に
・温泉に加水している場合は、その旨と理由を掲示する
・温泉を加温している場合は、その旨と理由を掲示する。
・温泉を循環や濾過している場合には、その旨と理由を掲示する。
・温泉に入浴剤や消毒剤などを加えている場合は、混入しているものの名称と混入の理由を掲示する。
の記載が義務付けられました。
※多くの施設の場合、温泉分析書は脱衣所内に掲示されています。
※まれにある施設では、改正後の温泉分析所の掲示が無い場合があります。
■浴槽の仕組みを見て判断を
多くの「源泉かけ流し」の浴槽は浴槽から湯が溢れ、浴室内の床に湯が流れている状態になっています。
こうなっていれば、ほぼ100%源泉かけ流しだと思って頂いて間違いありません。
ただ、塩素等消毒剤が混入されているかどうかは・・・わかりません。
循環式じゃなく、かけ流し状態の湯に各都道府県の条例等により塩素を投入されているところもございます。
また、溢れていても、その溢れた湯を循環させている施設もあるそうです。
色々と書きましたが、やはり「施設の方にきちんと的を得た質問をして確認すること」がやはり間違いない情報が得られるのかと思います。
また、その際は真摯な対応で望まれることをお勧めします・・・。